【私、ドラムを触ったことがあるんです】
「ドラムかっこいー♡」
かっこいいからいつかやる。
そう思ったのが小学6年生(笑)
オートバイかっこいいー♡
かっこいいからいつか乗る。
と決めたのも多分その頃。
私は大雑把の面倒臭がりの、運動神経もさほど良くない、もっと言うならばあまり目立ちたくない子供だった。
にも関わらず、身の程知らずな妄想やんちゃ娘だった(笑)
現実と照らし合わすことなく、妄想の中でかっこいい女になると決めちゃうタイプ。
私の小学校は卒業アルバムの表紙を自分で書けるという粋なはからいをする学校だった。
絵心ない凡人と有名な私なのだが、そんな私のイラストがこちら↓↓↓
とぅはっっっ!!(笑)
いやー。
恥ずかしかったんだろうな、くま柄の紙でカバーつけられてた(笑)
そしてその後もスクスクと育ち、高校生になった。
やると決めていたからにはやる。
でも一人でやってもな。
そんな折、時はバンドブーム真っ只中。
メンバー集めて、皆に好きな楽器選んでもらって、めでたくドラムに触ることが出来るようになった。
嬉しかったなー。
譜面も読めない私なのに、基礎も地味に出来ないような私なのに。(ここでも大切な部分を斜め右上見ながら誤魔化しちゃって、今となっては大後悔🥺)。
良い時代に育ち着いた幸運。
すぐにバンドが出来たし、発表(笑)の場も沢山あった。
とにかく楽しかった。
腕前はもうごめんなさい。
基礎やればよかった、ちゃんと。
ちなみに、最初のバンドは中学のバレー部のメンバーを必死に説得して結成。
次のバンドは当時スタジオで教えて貰っていた楽器ショップのマスターに、集めてもらったメンバーで。(全員違う高校で初めましてのスタジオの空気は今でも覚えてる。)
そして、大好きなドラムに触れると言う目標と一緒に、一生の仲間が出来た。
今でもメンバーとは親友で、当時の人間関係が今なお私の人生と共にある。
あ。
前後しちゃうのですが、女性ドラマーかっこいいと思ったきっかけは漫画です。
「机をステージに」と言う作品。
はい。
卒業アルバムの絵もそこからであります(笑)
ドラムの腕前は上がらないままだったし、高校3年間のみの体験だったし、ドラムのことさえ詳しくは語ることが出来ないくらいの知識なのだけれども。
かけがえのないものを、私は確かに得た。
ブームに乗ったように思えるがしかし、私の計画は小学生からスタート。
そして。
願えば、決めれば、叶うのである。
あー。
すごいドラマーになるって決めとけばよかったなー(笑)。
本当に。
私は幸せ者なんだと思う。
若い方々に告ぐ。
妄想やんちゃと、身の程顧みぬ宣言&決定はしておいて損はないですぜ。
こうやって、過去を振り返り、今幸せになるなんて。
くぅ〜!悪くない!
あの日があって今日がある。
大丈夫。
今私は幸せです。