【7年目の3月11日14時46分JITTERIN'JINNのサツキマスの唄を聴いていた】
JITTERIN'JINN 『サツキマスの唄』 - YouTube
日々の暮らしの流れの中で
風の匂いは心揺らす
遥か家路に思い巡り
風見上げた夕焼けの空
雷 蛙の声 赤とんぼ ススキ揺れ
花曇り 朧月 時は流れて
サツキ 五月雨 咲き乱れ
やっと帰ってきた
サツキ 五月雨 咲き乱れ
この川がふるさと
《サツキマスの唄より》
もう7年が経つ。
7年前の今日、14時46分の事を鮮明に覚えている。
仕事の移動中のラジオから流れた情報。佐賀県出身のイラストレーター326さんの声を聞いていた。
その日、お義母さんのお父様が亡くなり関東の親戚になかなか電話が繋がらなかった。
翌日は土曜日で書類を提出に行った市役所の守衛室で手続きを待つ間テレビから流れる信じられないような光景を眺めていた。
今なお復興の途中。
東日本大震災だけでなく他にも多くの地区でたくさんの天災から故郷を再びと頑張っておられる方々がいる。
小さな島国日本。
遠くて近い場所で起きたこと。
そして今なお続いているということ。
天災も事故も病気も全て、隣で起きた他人の出来事ではなく。
「困った時はお互い様」という考え方が比較的普通に浮かんでくる私達。
この言葉は今困っている誰かを思って自分が動く事だと思って使うとお互い様になる。
故郷は離れてしまったから故郷ではなく、生まれ育った大切な場所が故郷。
いつか帰る場所。
《故郷を思う。その気持ちはきっと誰もが共感出来るもの。帰る場所故郷。誰かの故郷を思い復興を忘れない。》
直接何か具体的な行動を続けていく事が出来るならばそれに越したことはない。
日本各地、世界各地に今まさに復興の途中の場所がたくさんある。
思い出し自分に出来る精一杯を思い出す度考える。
小さな小さな力かもしれない。
ひとりひとりの力は微力でもこうやって思い出し思いを寄せる。
無くしたものを取り戻す。
そこからやり直す。
すごいエネルギーとパワーが必要な事。
先日熊本に行って見た崩れた熊本城からはここから再び!と言うパワーが溢れていた。
7年目の3月11日14時46分。
サツキマスの唄を聴いていた。
被災者の皆さんや故郷を離れなくてはならない様々な事情のある方々の《ふるさと》を思いながら。
忘れない事。つづける事。【大丈夫】(*˘︶˘*)