【あの頃の私の半ズボンの話し】
あえてなぜ半ズボンなのか。
それはこのお話が私の小学生の頃の事だから。
小学校5年生くらいまで高確率で半ズボン女子だった私。
下肢のほとんどが露出するタイプのジーンズ生地のもの。今ではホットパンツの分類に入るくらいのギリギリのショート感。
何で半ズボン女子だったんだろう。同じズボンを数着持っていて洗っては履き洗っては履きの繰り返しだった。
真冬でもポリシー変えず貫き通して上はモコモコのダウンで下はギリギリの半ズボン。
寒かったのかの記憶は曖昧。
寝坊した朝、教科書をカタカタ言わせて走っていた時の自分の吐く息と耳を抜けていく風の音をはっきりと覚えている。
《過去のある一ヶ所を思い出すと蘇ってくるものが音だったり匂いだったり風景だったり。》
今では膝下も恥ずかしくて出せないようになってしまったけどあの頃のあの半ズボンは確かに私のあの頃だった。
あれから何年も経って今では我が息子も半ズボンの私の年齢を軽く越えてしまった。
今度半ズボンの私が歩いた道をひとりでゆっくり歩いてみようかな。今の私にあの風景がどんな風にうつるのかを感じてみたい。
変わっていくもの。変わらないもの。
今の私。あの頃の私。
今の息子の年齢の私はどんなことを考えていたんだろう。
昨日、息子と話しながらふと考えたこと。
昔の写真でも見よう。たまには振り返るのもいいよね。【大丈夫】(*^_^*)