【春だから小学校の頃過ごした街を歩いてみた】
バイクに乗って小学校の頃過ごした場所まで移動して、暮らした街を歩いてみた。
あの頃すごく広かった道がとても狭くて、町内なんて今私が町費を集めてまわっている範囲よりも狭かった。
住んでいた古い家があれから35年近く経過しているのにまだあった。
35年前にボロボロだった家が。
歩幅広く早足で歩けば数分のあの頃の私達のテリトリー。
写真撮りながらちょっと泣いた。
生まれてきてたくさんの体験や経験をして大人になった。
どの場面のどの瞬間も私には大切だったんだ。
通った小さな駄菓子屋はあの当時で既にかなりの老夫婦で営まれていたので…もうなかった。
30円で満たされていたあの頃。
私達のメインストリートは軽自動車さえも離合出来ない広さだったんだね。
遊びの拠点だったシャボン玉公園。
遊具は新しくなっていた。
それでもこの場所は暖かい。
お昼寝出来そうだなと思って眺めていたらまた涙が出た。
今、小学校の帰り道に寄り道していた博物館の前でこのブログを書いている。
何年経ってもここはあの日のままで、博物館の館内のヒンヤリとした空気も匂いもそのまま。
冷水機の水が本当に美味しかった。
あの味を今でもはっきり覚えている。
年度末。
本当はとても忙しいけどどうしてもこの場所に来たい衝動がおさえられなかった。
でも来てよかった。
《思い出を自分の足で移動して五感で感じてみる為の行動の価値》
いつかじゃなくて今日。
何かに導かれるように動くのも悪くない。
早速兄弟にボロボロだった愛すべきあの家の今の画像を送った。
きっと同じ感情を共有出来る。
春だから気候に逆らわず動いてみよう。【大丈夫】(*^_^*)