【名前を呼ぶ】
名前。
生まれた時にオンリーワンでつけてもらう名前。
ペットを飼った時、名前を考える。
子供が生まれた時、名前を考える。
何度か呼ぶうちにもうその名前の顔に見えてくる。くすぐったく誇らしげな感覚。
自分達が考えた名前で大切な家族が呼ばれるなんて。
恋愛の相手も友達も最初は上の名前。親しくなると下の名前、もしくは愛称で呼ぶようになる。ここでもくすぐったく誇らしげ。
小学校の頃に授業で必ず聞かれる例の「名前の由来」。私の名前は久美。
ドキドキしながら母親に聞くと…すごく晴れ晴れしい感じで「あんたが生まれた当時、水野久美さんって女優さんが綺麗だったから。」と(笑)
いやいやお母さんそうじゃなくてもっとこう漢字や響きに込めた意味とか、こうなって欲しいとかあるでしょ⁉
「特にないよ。」…えーーーー!!!
授業で何と発表したかって?「両親が久しく美しくありますようにという願いを込めてつけてくれたそうです!」と、ええそう答えましたよ、確か小学校二年生くらいでしたか(笑)
今では水野久美さんは姑役などを華麗にこなされるベテラン女優になられた。
好きな人や大切な家族、友人から愛称で呼ばれるようになると何だかヴェルダースオリジナルを貰える孫のように特別な存在になったみたいで嬉しい。ヴェルタースオリジナル - YouTube
呼ぶ方であっても呼ばれる方であっても。
だから「あなた」とか「おい!」とか「ねえ!」とか「パパ・ママ」とかじゃなくて名前を呼ぼう。
名前の由来がどうであれ呼ばれたその瞬間から私は紛れもなく久美であり久美と呼ばれれば返事をして振り返る。それでいい。
くすぐったく誇らしげで幸せ。どんどん名前を呼び合おう。【大丈夫】(*^_^*)