【野草。自然に美しく力強く。】
草むしり。除草剤。草ぼうぼう。また生える。
雑草だと思えば厄介物。
ある日「植物図鑑」という小説を読んだ。
この小説との出会いで雑草が野草になってズサズサと踏みつけて歩いていた場所に立ち止まりしゃがみ込み一つ一つを観察してみるようになった。
可愛い花が咲いていた。
この中のどれだけが食べられるんだろうと興味がわき「食べる野草図鑑」を買った。
よく見ればハーブとされる紫蘇やらミントもあっけなく普通に生えている。
ハーブは葉を指で擦ると香りがたってレモンミントであったりアップルミントであったり。
幼い頃はオオバコずもうをしたり、ナズナでシャラシャラ音を鳴らしたり、すずめのてっぽうという草で草笛を作って遊んでいたな。
草むらにしゃがみ込むと何だか宝物を踏みつけていたぞと焦ったりする。
庭に生えるとやっぱり雑草なんだけれども(笑)
ハムスターに食べさせたくて食べさせても大丈夫な草を調べたりもした。
見過ごしていて、何なら排除せねばと思っている物に興味を持つといざという時に役に立つ時が来るかもしれない。
だって食べられるから。
フキもユキノシタも大好物でタダで収穫できるなんて本当に油断ならない。
ただよく調べないとよく似ていて毒性が強い物もたくさんあるのでここでもまた油断ならない。
植物図鑑は映画化もされて大好きな高畑充希が主演だった。相変わらず映像化した作品はまだ観ていないのだけれども。
本や映画てぜひ触れてみてほしい。
道端でイケメンを拾うラブストーリーです(笑)
野に咲く花のように強くたくましく可憐に生きたいもんだ。時には下向いて座り込んでゴソゴソしてみよう。何か忘れかけていた物が見つかるから。【大丈夫】( ´罒`*)✧