【「話を聞かないで疑う、大人の悪い癖ですな」】
話しを聞かないで疑う。
心当たりがあるな。ちょっとカチンと来ている時なんかにやっている気がする。
会話の中で意外と難しいのが、相手の話しを聞くと言うこと。
聞いていて何だか自分の思いと重ならなかったりしたら「いやいやそうじゃないでしょ!!」とか言いがち。
特に家族とかの近い関係の相手に対してはそうなりやすい。
なにしろこちらには相手に対して「どうしてこういう事になったのさ?」と思うに値する材料があって。
「ちょいちょいちょい!!!」という気持ちからのエンジンスタートで(笑)
このエキサイティングした感情が色々と冷静さを必要とするタイミングで邪魔をする。
相手に「こうであって欲しい。いやむしろ何でこうじゃないの?」と思っていて。
ちょっと相手が返事に困っていたりすると…
まくし立てからの決めつけ系反撃のスイッチが一瞬で入ることとなる(笑)
《まずは自分の感情より相手の感情に焦点を合わせてみる》
でもついついカッとなる…【大丈夫】。
誰にでも自分の正論ってあって。
でも自分の意見とか考えがない方がむしろ問題なのではないかと思う。
意見を聞くとなるほどそうかと思える事もあるわけで。
物事には理由がある。
何故そうなったのかを考えると面白かったりする。
自分のこうでなければがその面白さを知る前に加速してしまって残念。
そして繰り返すと相手はもうさらに何も言えなくなり…言ってもどうせ無駄だと思ってしまう。
永遠に話しを聞かず自分の言い分ばかりゴジラの吐く炎のように前方へボーーーーっと吐き続け…危険なので近寄れません区域人間になる(笑)
知らず知らずに自分が相手の言葉を出させない空間を作っているのかも。
会話はお互いが発信しては受け止めるもの。
そうして分かり合えたらコミュニケーション経由の信頼関係成立。
自分以外の人の考え方を知る事は大切。
子供の言い分もなかなか面白かったりして(笑)
相手を自分の考えで軌道修正しなくてもいいのさ。
まずは口を挟まず全部聞いてみる。
なかなか難しいからやってみて(笑)
話しを全部聞いてもらえた満足感をお互い感じられるようになれたらいいな。
まずは聞いてみよう。そう思える気持ちが今少しあるのならば…【大丈夫】٩(*˙︶˙*)۶