大丈夫日記

日々出会った言葉から【大丈夫】を探していきます。

【「あの頃」があって「今」がある】

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思い出とは

過去の体験を思い出すこと。特に、体験した事柄で今も印象に残って思い浮かべる、その事。

この歳になると思い出をたくさん持っている。たくさん体験して来たという事。いつ頃から自分の意思で選んで進んで悩んで乗り越えて来たんだろう。
ん?そうか。当たり前のように「乗越えて来た」と言い切っている辺り…何とかやってきたんだな。

過去を振り返って思い出話しとしてグイグイ来るのはきっと当時ものすごく辛かっただろう時期の話しが何故か多い。
「あの時きつかった」「もう駄目だと思った」とか。でもそんな話しを今できているわけで。

私は最近になって中学生の頃の同級生との縁が復活していてそれがとても心地良く幸せ。
バレーボール部の仲間。私は休まず練習に行くけれど技術も欲もなく(笑)それでもバレー部の仲間や顧問の先生が大好きだった。
コロコロと体育館の床を回転レシーブで転がっていたあの頃、誰も数十年後の今を想像なんてしていなかった。

よく話す。「おばちゃんにそっくりになってきたね。」おばちゃんとはお互いの母親(笑)
そりゃそうだ。あの頃の母親の年齢に今なっている。

あの頃は多分自分なりに立派にやっていたつもりで暮らしていた。あの頃の自分と我が子を同じ高さに並べて比較すると…もうそんなに手取り足取り世話をやかずに信じてあげる時期だなと思う。
そして、そんな中学生だった私達が今ではちゃんとそれぞれの人生を生きていてそれぞれの専門分野で何ならまあまあしっかりやっている(笑)そしてさらに今ならあんなにお世話になった先生や親の相談に乗ったり何かしら手を差し伸べちゃったりすることも出来る。

あんなにやんちゃだったのに。あんなにやる気がなかったのに。いやいや好きな事にはキラキラしていた。だから多分あの頃の好きの延長を極めて仕事とし生活している。

子供の頃に好きだったことや楽しい思い出をもう一度、自分自身の手でリニューアルすれば、自分が本当に求めていた「快」に遭遇できます。その「快」があなたの人生をよりいっそう豊かにするのです  ジョセフマーフィー


《「あの頃大変だったよねー」といつか笑って話せる。大変って過ぎてしまえばいい思い出。》


結局人生でしっかり残るのは自分が本当に楽しい大好きと思ってやっていた事だったりする。例えそれが生きていくための収入を得る職業にならなくても、その大好きな事をやる為に頑張って働いているのならばそれは同じ。
人生をキラキラ生きる事。それは楽しい大好きな事をひとつ持てること。

思い出を辿っていくと自分の生きがいのルーツが見え隠れする。思い出せない時は旧友に会えばいい。自分では忘れていた事を教えてくれる。あの頃の私は自分の中では一人前で見守ってくれていた人が何人もいた事さえ知らずにちょっと生意気に生きていた。
そして色々と経験し今の人生に繋がった。

立派ではないけど大人になって親になり。お世話になったあの方へご恩返しも出来るかも。
子供の頃からの友情が思い出させてくれる事の素敵な感じがこの歳になると分かるもの。
歳を重ねるのも悪くないと思う。
もう少ししたらまた誰かのお世話にならねばならず。ご恩返しの旬は今!!(笑)
モタモタしてはいられない。前へ前へ。うん。【大丈夫】٩(* 'ω' *)و