【「記憶」は頭の中の引出しにしまってあった(笑)】
記憶とは
- ものごとを忘れずに覚えていること。また覚えておくこと。
- 過去の経験の内容を保持し、後でそれを思い出すこと。
- 将来に必要な情報をその時まで保持すること。
- 生物に過去の影響が何らかの形で残ること。
- 必要な情報を保持しておくこと。
二十数年ぶりのとても親しかった友人に会った。懐かしい。でも意外にもそんなに久しぶりな気もしない。
話し始めるとまあ記憶が曖昧(笑)それでもちょっとしたキーワードを出してはためらいがちに失敗したイモ掘りみたいにちょろちょろっと姿を見せるエピソード達。
すっかり忘れていたと思っていた事が多分ちょっとだけ都合よくそして今の自分が笑えるように変換されているのかもしれないけど…それでいいんだと思う。
きっと言い争ったり仲違いをしたりした事もあったはず。でも思い出すのは多分当時は本当に重要でなかったはずの些細なクスッと笑えるような日常だったりする。
そしてきっと大きな出来事だったはずのあれこれは…忘れている。
幸せとは、健康で記憶力が悪いということだ。
《記憶とは幸せだったことはより大袈裟に、そうでなかった事はいっそフィクションにしても許されるようなもの》
自分と相手の双方が忘れてしまっているのであればそれはもう無理矢理真実を思い出さなくてもいい。ふんわりした記憶を絡めて「きっとそうだったんだろうね」でいいんだと思う。
そしてお互いが忘れられない楽しかったクスッとエピソードから関連した曖昧な記憶できっと友情は蘇る。
辛いことは忘れてしまえばいい。憎しみの感情で覚えていたところで自分が辛くなるだけ。記憶は頭の中の引出しにあるけれど軋んで開かなくなった引き出しがあったとしても…人生はそれなりに進んでいく。
覚えなければならない事が次から次にある勢いのある人生をこの先送らなくてはならないものですから、スムーズにスルスルと開く引き出しにはとびきりの幸せエピソードに薔薇のポプリなんて忍ばせてしまっておきたい(笑)
同じ数の引き出しならばそうした方がお得感増し増し(笑)
そして出来るならば引き出しは近代的な何かしらの素敵な素材で増やすスキルさえ手に入れたい。
必要な記憶と幸せな記憶で満たされていてもいいんだよと思いたい。
悪いことはその記憶が必要なその時の寸前に思い出し再び夢の様に忘れてしまうほんわかおばあちゃんに私はなる!!(笑)
歳を重ねると記憶と思い出と再会が増える。うん悪くない!だからどんどん無邪気な大人になろうではないか!(笑)【大丈夫】ヾ(´︶`*)ノ