【高橋優「旅人」】
誰かが発した言葉にハッとする。
ボンヤリ生きていたら気がつかなかったはずの事を考える。
その言葉に生きていく力をもらうこともある。
何度も聴いているその曲のワンフレーズのみが際立って記憶に残る。
高橋優の「旅人」という曲には記憶に残るワンフレーズがいくつかある。
今日はそのいくつかのワンフレーズについてをブログにしよう。
巡り合う命の繋がりを人は愛と呼ぶ
巡り合わなければ命は繋がらない。
誰かが「好きではなかった人だったけど子供が出来た」と言っていたとしても生まれて抱いた我が子への愛は確実にそこにある。
命は繋がって愛は生まれる。
愛が生まれて命が繋がる。
そうやって気の遠くなるほどの年月を人類は途絶えさせることなく繋いできた。
そこにどれだけの愛の形があったんだろう。
あ。ちょっと気が遠くなった(笑)
ささやかな喜びにすぐに慣れていくくせに ささやかな寂しさにいつまでも敏感なままだ
人間はどこまでも欲しがるからなとこの歌詞を聴いて思った。
大切な人とここにいるだけで幸せだったはずなのにもっともっとと思い足りなくなってしまう。
足りない部分ばかりを求めてしまうから寂しくて仕方がない。
大切な人がいる喜びの日々をそれ以上求めてばかりの寂しさでつまらなくしているのは自分なのかもしれないと思ったこのフレーズ。
寄り添った思い出の欠片を幸せと呼ぶ
その通りで素敵すぎる。寄り添った思い出の欠片。心の糧になって幸せだったなと暖かくなる。
笑っていた日々や触れられていた温もりが幸せなんだ。
ならばきっと今も幸せ更新進行中なんだよね!
君が見つけた温もりを誰かに届けられる日が来るのなら いつか来るのなら
自分が感じた幸せや感謝や感動を誰かに伝えることで、ボンヤリしている誰かをハッとさせて、もしかしたら生きていく力を与えることさえ出来るかもしれない。
この歌に「涙したあの人に何を言えばよかったろう?笑ってほしかったのに何をしてあげられたろう?」「始まりも終わりも知らされず誰もが今を歩いてる」という歌詞もある。
幸せの感じかたとか思い出がどうやって出来ていくのかとか、ささやかな喜びの素晴らしさとか。
生きているといつの間にか見過ごしてしまうことにどれだけ気がついて思いとどめる事が出来るかどうか。
皆が始まりも終わりも知らないまま歩いているのなら、その道のりで見つけた温もりを誰かに伝え合えば幸せはぐんぐん増えていく。
捉えなければ見過ごしてばかり。
たくさんの幸せキャッチのアンテナは与えられ待ちではなく自らぐんぐん伸ばして、何ならキャッチしたものは惜しみ無くシェアしていけばいい。
好きな曲の歌詞を小説みたいに読む事が大好き。
何度も耳に飛び込んできては記憶に残るフレーズについてじっくり考えることが好き。
そして何だか気がついたことを保育園から帰ってきた三歳児のように誰かに話すことが大好き(笑)
三歳児みたいな私の気付きを聞いてくれてありがとうございます。私が見つけた温もりをあなたに伝えられるその日まで…まだまだ続きます(笑)【大丈夫】(^^)