【巡る】
季節は巡る。
毎日、何かしら意識的にスケジュールに沿って生きている。
やるべき事を忘れないように。
相手に少しでも迷惑をかけず、出来れば良い印象を持ってもらうことが出来るように。
そんな風に暮らしていると、季節の花や同じ世界に暮らす動物たちも、もしかしたら私達に喜んでもらえるようにプログラムされていたり行動しているのではないかという錯覚を起こしてしまう。
でも、季節の花は巡る季節に沿って花を咲かせ実をつけて命を繋ぐ。
ゲージや水槽の中の動物や魚達は、人間の目を意識することなく、ただ本能に忠実に生活している。
気負う事なく。
ありのままで。
自然体で。
綺麗な花や可愛い動物たちは与えられたその場所に存在しているだけで…私達を癒す。
そう思うと、命あるものは存在しているだけで価値があると思って良いのかな?なんて思う。
自分の存在価値や自己肯定感。
立ち止まって考え込んでしまった時に、綺麗な花や可愛い動物を眺めてみる。
その時、癒されている自分に向かって「ね、花も動物もこちらに過剰なサービスなんてしなくても癒してくれる。存在がありがたいよね。」と囁いて(笑)
季節の絶景ポイントや動物園や水族館に、時間を割いてお金を払って出かけるくらい、そのありのままの存在は癒してくれるということだから。
何だか気の効いた言葉を渡せなくても、常々サプライズを思い付かなくても、その場にふんわり存在しているだけで誰かを癒してあげられるような、そんな存在になりたい。
その為に自分の人生を楽しく過ごす方法を考えて生きる。
誰かからもらった、ついつい「ありがとう!」と言いたくなるような出来事を優先的に記憶の引き出しに保存する習慣をつける。
その逆の出来事は、いちはやく忘れちゃう自分になる(笑)
笑っている人には人が集まる。
笑わせてくれる人にまた会いたい。
同じ出来事で大笑いしたい。
まずは自分が笑えなければ、相手を笑顔には出来ない。
…とまあ、大好きな子猫や芽吹き始めた春の花をぼんやり眺めながらこんな事を考えている(笑)
変わっていく事はたくさんあっても、いつの間にかそれに順応出来てたねと一段落した時にクスッと笑えたらそれでいい。
春だから。新しいことは不安と希望が半分ずつ。ならば希望に注目した方がお得(笑)
ほら、前を見てごらんあれがあなたの未来 by Kiroro♪
前を見てれば前に進むさ(笑)【大丈夫】(∗ˊᵕ`∗)