【「抱きしめて」と言えたなら】
夏だ。TUBEだ(笑)
ガラスのメモリーズという曲に「もう一度あなたがきつく抱きしめてくれたなら枯れてた涙キラキラ溢れてくるでしょう」って歌詞があって。
このワンフレーズを聴きながら、当時大失恋をした私は床でジタバタと胸を掻きむしりながら泣いた(笑)
あの日あの時、たった一言素直に「寂しいから抱きしめて」と伝えることが出来たなら、きっとあんなに苦しくはなかったのになと思った経験が誰にでもあったと思う。
そんなことをぼんやりと思い出していると、抱きしめるというワードから色々な場面が浮かび上がってきた。
母親になって数年目。
子育ての正解なんて知りもしなかった。
愛をもって叱れているのかさえも分からなくなるくらい、自分の感情のコントロールが出来なくなって、躾をも越えて矛盾も撒き散らして幼い我が子を怒鳴り続けたあの日。
疲れてぐったりする私に、小さな両手を広げて「抱っこ」と歩み寄ってきた我が子のすがるような笑顔。
そのワンシーンがバッと甦って、感情を越して涙がジャーッと流れた。
その次に自分の両親や姉弟が、歴代の恋人が(笑)、我が子が、友達が…自分を大切そうに愛しそうに抱きしめてくれた時の暖かさと安心感が浮かんで、また涙が流れた。
そして、自分の中で誰かに対する愛しさが溢れた時に両手を広げて「さあ♡」と言った時の相手の心の底から嬉しそうな顔を思い出しまた涙。
ただただ抱きしめてほしかったのに、その一言が言えないで、寂しさに震えていた自分。
冒頭にも書いたけれど、あの時素直に一言「抱きしめて」って言えたなら。
そっか。じゃあこの先そうすればいいんだよってことを伝えていこうと私は思った。
そして抱きしめてあげればいいんだよとも。
愛しい誰かの体温は、万能薬だから。
最強の癒し薬だから。
そしてあなたも誰かを癒すことが出来て、なおかつ同時に驚くほど癒されるから。
実はね。簡単なことほど伝えにくい。
でも簡単な事を伝えられるようになれば、涙は嬉し涙優位になる。
どうせ泣くなら嬉しくて幸せで泣きたい。
癒して癒されて幸せで泣きたい(笑)
ならばここから広げていこう。
素直に抱きしめ合うの輪♪
そうやって気づいた事を伝えたくてたまらない気持ちをブログにした。
いやいや。満足。これでいいのだー♪【大丈夫】«٩(*´∀`*)۶»