【「理想」は生きて行く過程で変わっていく。】
理想とは
考えうる最も完全なもの。
理想の○○ってあると思う。そこを目指して努力したり理想の相手を求めて出会いを探したり。
考えうる最も完璧なもの。
3歳の時の私の考えうる最も完璧なものは「産まれたての弟の存在の合間をぬっていかにお母さんの抱っこ権を得るか」
大人になった私はハグで得る安心感にものすごく重きを置いている。これは3歳の魂を100歳まで繋いでいる途中経過の今の私だからに決まっている。
小学生の私の考えうる最も完璧なものは「どうすれば朝の怠さを最低限に格好良く暮らせるか」
大人になっても朝は怠い。格好良く暮らしたくとも朝の怠さがそれを邪魔する。朝起きて何やら釜のようなものに入って呪文を唱えたら格好いい自分が出来上がらないかなと思うような妄想にうつつを抜かし行動が伴わない中途半端な大人に仕上がってしまった。
中学生の私の記憶はあまりない。八方美人だったようなマイペースだったような…最も完璧なものを模索していた時期。そう、それこそが思春期(笑)
高校生の私の考えうる最も完璧なものは「大人な自分に見えながら暮らすこと」
小さくて色気もなくてよく補導されてこどもみたいだった。それが嫌で何とか大人の女になりたかった。でも無理だった(笑)そのまま本当の大人に突入してしまうはめになる。
《その時の考えうる最も完璧なものは成長や環境によって変わる。だから理想も変わり続ける》
過去の理想は今の私に確実に爪痕を残している。そんな爪痕なんて言葉使うほどのものではないけど。
それなりに自分なりに生きてきたな。その時その時の精一杯で。
そして今なお道の途中。
この先に爪痕残せるように今の精一杯を生きよう。
今の理想ってなんだろう。見つけてみよう。【大丈夫】(*^_^*)