【「全力」を発揮出来ると言う事】

全力とは

出せる限りの力。

やる気がない。
集中できない。

うん。あるある。

これだから近頃の若いもんはとおじいちゃんおばあちゃんに言われてしまう。

その昔は今よりもっと毎日当たり前にやらなければならなかった事が多かった。
家事は炊事も洗濯も掃除も…食料を揃える事も、子供たちは通学や遊び。どちらも自分の手足を使って行う事が普通でどれもこれも時間がかかった。
想像するだけでそれが不自由だと感じるのは私達が今の便利な暮らしに慣れてしまっているから。

そして趣味や余った時間に出来る娯楽なんかもほとんどなく…朝起きて全力で毎日をこなし夜眠る毎日だったと思う。

そして現在。色々と便利になって時間が短縮できた分ゆとりも出来る。そしてたくさんの誘惑もそこかしこにある。テレビ、ゲーム、マンガ、娯楽施設、飲食店…

時代は変わって暮らしのリズムも変化し、今ある色んなものもどんどん増え続けるばかり。

本当に今の若いもんはダメなのかな？

《うちの子全くやる気がなくて困るの…うん、勉強に対してね(*^^*)》

例えば朝起きて眠るまで何1つにも力を出さずあえて無気力でいるのならば少しはその「やる気がない」が分かる。

でも逆に自分が興味のある事に対してはものすごいヤル気をみなぎらせ全力で取り組んでいるのであれば…捨てたものではない（笑）

ゲームにしてもほんのちょっとでも壁にぶつかるとやめて次に行っていまうのか、それとも研究して調べて何度もチャレンジして続けながら進んでいけるのか。もしも後者であればそれはすごいヤル気と集中力とで全力で取り組むことができるという事。

その力がその子供に標準装備であるのならば…後はいつしか生きていく糧となるだろう何かを自分で見つけさえすれば生きていけると言うことじゃないかと思う。

私も高校の頃は学業とは全く無関係な事にそれはそれは全力で取り組んでおりました（笑）
一般的に見たら学業そっちのけで遊び呆けていたように見える感じ。

それでも高校卒業してフッと思いついたやりたい事の資格を取るためにそこから5年間猛烈に働きながら学校行った！！（笑）

いつから大人になったのか覚えていないけれどいつの間にか自分で生きる為の職を得てました(*^^*)

生んで育てているとどこまでも「子供」なんだよね。でもね多分親も子供も気が付かないうちに「大人」になっているみたいなんだな。
そして意外とその時に役立つのは無理やり頑張った学業もだけど、自分の好きな事に全力で取り組む集中力と成し遂げた結果から得た自信だったりする。

親の言われた事にヤル気を出してくれなくても何かに夢中になって全力で取り組んでいるのであればきっと身守っていてもいいのかも。

だって全力本気を出せているんだもん…【大丈夫】٩(ˊᗜˋ*)و