【シフトチェンジ】
普通自動車のAT限定免許は、1991年11月1日から始った。
私が自動車学校に通い始めたのが1991年6月だから…AT限定が始まる少し前に免許を取り始めたということになる。
運転は得意ではないけれどマニュアル車が好きで晴れて免許取得してその後2台はあえてマニュアル車を購入した。
加速・減速に伴うシフトチェンジは面倒ではあるけれど何だか「操縦している!操っている!」感がみなぎり気分がいい。
オートバイもそう。加速からシフトアップのギアチェンジをする度に体の底からスッキリ爽やかなアドレナリンがわいてくる(笑)
アクセル→クラッチ切る→ギアチェンジ→繋いでスピードアップ。
うーんたまりません(笑)
最近多いギアの入れ間違え急発進の事故。これはもう一連の動作の慣れとオートマチックへの信頼感とで起こってしまう。
少し前まではほぼ手動で行っていた家事も今ではお利口家電が全てやってくれるような時代。
車の運転も楽チンに越したことはない。でも便利になって実は昔よりも備え付けられた力が退化してしまっていることもあるのかな。
全体的な筋力低下は歩かなくて良くなったり運ばなくて良くなったりであると思う。
和式便所の時代は安産だったと聞く。
マニュアル車を運転する時、目の前で起こることを予測して加速するにも減速するにも坂道の途中から発進するにも考えて体の四肢を動かさなければいけない。
オートマチック車ももちろんそこはきちんと段階をふまなければいけないけれど、それ以上に注意力がなければ簡単に進んでしまう。
だから私のようにボンヤリしている人種こそマニュアル車であるべきだと思っていたのかいないのか(笑)
いやいやそこはそんなに深いわけがなく、ただギアを入れ替える動作が格好よくてあこがれていただけなんだけれども。
自分がね、ただ理由もなく格好いいなと思って憧れてやっていた事に数十年後、後付けで格好いい理由をつけて武勇伝にしちゃったりしても…いいのさ。
理由はどうあれその時代素敵だなと思ってやっていたんだもん。どうかすると理由なんて忘れてしまっているくらいのお年頃になってしまっていることに驚いているから(笑)
理由よりも経験してきた事実が財産になっている事がある。
そんな未来の財産を増やすために、今興味を持ったことはやっておきたいなとしみじみ思う45歳初夏。
物事に早いとか遅いとかないと今はっきり分かった。だからやる。経験は財産。失敗も込みでね(笑)【大丈夫】( ´ー`)