【うまく行かないときは遠くを見るといいんだよ】
またまたバイクの話なんだけれども(笑)
私がバイクの免許を取ろうと決意したのが多分26歳くらいの時だったと思う。
元々運動神経が悪くてビビり屋さん。
特化して詳しい知識もない。
でもすぐに憧れちゃう症候群(笑)
私の鈍臭さを知っている身近な人達は知ると必ず反対するであろう「中型自動二輪免許取得計画」。
自力で補習代金を含めた免許取得費用とバイク購入金額までの見通しをつけ誰にも内緒で入校した自動車学校。
入校当日までスクーターを1メートル押して移動させたことさえなかった女がいきなり400ccのバイクに跨がる。
それも飛びっきりのビビり屋さんの鈍臭さん(笑)
前にも書いたけれど加えて障害物に怯む女。
【そこにあるから越えられない。越えるために何をする?】 - 大丈夫日記
教習所に障害物はつきもの。
S字カーブ。クランク。一本橋。
怖いからね、ついつい前輪のすぐ前を見つめてしまう。肩には力入りまくりの硬直人間(笑)
そこで教官の一声「目線は先に力を抜く。行く方向の先を見ればバイクは自然にそっちに進むよ。」
当時は信じられなかったけれどそうも言ってられないので理屈は抜きで、ベテラン(笑)の言うことを信じてやってみると…あら本当だ。
出来ないことを習いに行っているわけだから、教えられたことを理屈抜きでやってみなければ始まらない。
そもそもそれ以前に理屈なんて知らないわけだし。
出来ないに決まっている→決まってはいない。
そんなの無理→うん、今はまだね。
出来ないことが努力とかではなく成長過程で出来るのは生後間もなくから基本的な生活動作を覚えるくらいまでの期間限定であとは何かしら無意識に努力をしている。
うまく行かない原因から逃げてしまえばそこでその問題は解決しないまま荷物になる。
原因を知る努力をして行動してみて始めて問題は経験になって…うまく行けば自分のスキルとして習得できる。
教官!あの日教官が匙を投げかけた生徒は、取り回しも出来ず立ち転けしても起こせない背伸びネイキットを経て、今では自分にぴったりのスーパーカブを相棒として今日も元気にバイク生活を送っています(笑)
怖いからと足元や進む一歩の靴の先ばかりを見ていても不安なんて無くならないばかりか狭い視野と茶色い地面が見通しを0にしてしまう。
顔をあげて目線を遠くにすれば青空が見えてその目線までの間に進むべき道は確実に入っているものだ。
うまく行かないからこそ目線は遠くに。
顔をあげればみっともない表情もそうそう出来ないでしょ。
おっかなびっくりひきつり笑いでも、出来るようになれば素敵な笑顔になるかもしれない。
どや顔まではいかなくてもね(笑)
目線は遠く歩幅は大きく。理屈は抜きで動いてみたら…出来るかも!【大丈夫】«٩(*´∀`*)۶»