【怒れる拳笑顔に当たらず 】

怒れる拳笑顔に当たらず

怒って振り上げた拳も、笑顔の相手には拍子抜けがして打ち下ろせないように、高圧的な態度で出てきた相手には、優しい態度で接するほうが効果があるという教え。

「北風と太陽」が好き。このことわざとは少し意味合いが違うのかもしれないけど、なにしろこんな例えが大好き。

怒りに怒りをかぶせたり、脅したりして相手を思うがままに出来ても何だか…幸せではないなと。

冷静に穏やかににこやかに対応出来る人に時々出会う事があって本当に尊敬する。私もそんな風になりたいなと思うけれども、相手が理由以上に怒っているとついつい引っ張られてカッとなる。どうすればフラットな許す心を手に入れられるんだろう。

さぁ、微笑んで。笑顔がいっぱい返ってくるから。

英会話スクール「英会話のジオス」が発表していたネイティブスピーカーから寄せられた言葉集「英語のことばシリーズ」より

この言葉。
どうすれば優しくなれるだろうとか難しい事を考えるよりもシンプルで納得できる一言。

優しくなれるということはどれだけ普通の毎日を穏やかに過ごしているかということなのかもしれないな。毎日がイライラギスギスしていては微笑んでいられない。

毎日を穏やかに過ごすということは…相手を許し自分を許す事が出来るということ。
　
ひとつひとつの出来事の意味を考えてみる習慣をつけて、そして誰かのせいでこうなったと思う自分と多く出会う事が多くて…イライラの原因はそこにあるなと思うようになった。

嫌なことが続くとき誰かのせいなのか、何か気づきのメッセージだと取れるのか。

《どうして自分だけが。どうして自分ばかりが。この考えが浮かぶうちはなかなか幸せになれなかったよ。》

ずっと常に「どうして自分だけが。どうして自分ばかりが。」と思いながら過ごしていた時期が私にあって。幸せじゃなかった。
ある日誰かのせいにするくらいならば、自分が頑張るしかない環境に変えていこうと思った。

そうしたら本当に誰のせいにも出来なくなったけど、自分の弱さが見えて…誰に怒りをぶつけてもすぐに何倍もの反省が返ってくるようになった。

こんなに弱い私でも誰かと関わりながら生きていて、そして気づかなかったけれど…思っていたよりもうんとたくさん許されて来たんだなと。

誰かが怒りに震えていた時にその時は気が付かなくてもあの時許されていたのかなとじんわり気が付いてもらえるような存在になる事が、私を許してくれていた人たちに対する遅ればせながらの感謝の気持ちになればいいなと私は思う。

カッとなった人にカッとなるのは簡単だけど、そうならないように、そしていつか普通に笑顔がたくさん返ってくるような場所を作りたい。

まだまだだけど。少なくとも微笑んでいられるように幸せ脳になれたらいいな。
おばあちゃんになるくらいには少し微笑み人間になれるかも。頑張る！【大丈夫】٩(*˙︶˙*)۶