【あなたの「満足」わたしの「満足」】

満足とは

完全なこと。十分であること。

望みがみちたりて、不平不満がないこと。

お互いが幸せと感じながら生きていく。それが人間関係の究極の理想。

それでもその人の置かれた環境や価値観、そして相手への感情などでその形が大きく変わってしまう。

今日はこの満足について考えてみよう。

与えること

金品を与える事と愛情を与える事が比例していると勘違いしてしまう事ってある。
好きだから何でも望むものを買ってあげる。それは金銭的に余裕があるのならばまだしも結局お金が続かず与えてあげられなくなった瞬間に相手が離れてしまうなんていう結末で気づいたり。
本物は金の切れ目で縁が切れないような関係なのかも。

気持ちの依存

実は優しさは与えてもらう方も心地よいのはもちろん与えている方も相応の心地よさを得ていて。
優しくしてあげられる自分って悪くないと思いながら関わり続けある日相手をどっぷりと依存させてしまった挙句に自分のキャパがいっぱいになってしまい…結果どちらも悲しい事になってしまう。
強く突き放し見守るよりも優しく甘やかすほうが何倍も簡単で心地よいものなんだと気づいた時にはすでに共依存で苦しんでいたりする。

《満ち足りて満足。双方が満ち足りると言う事は甘い優しさだけでは成立しない。だから今日もお互いの目を見てじっくり話そう。》

愛情が行き過ぎてクルッと半周した瞬間に愛憎に変わってしまう。
可愛さ余って憎さ百倍。
好きすぎて相手を思い過ぎて求めても与えても満たされなくなり挙句憎んでしまう。

ください。ください。
あげたのに。あんなにあげたのに。
こんなものなの？これくらいのものなの？
もういいです。あなたなんて。

ああもったいない。
せっかくお互いがお互いを思い優しくしたいな守りたいな守られたいなという特別な環境に生まれたのに。

与えすぎず依存させず依存し過ぎず感謝する。

これを心にいつも留めておけばきっと勘違いから苦しむことも、相手を憎んでしまうことも、不幸になることも減るのかもしれない。

たくさんの事を話し合おう。

それでも一緒に居過ぎて苦しむくらいならば、時にはズバッと距離を置いて再会してみたら…愛おしさは回復する。
あなたの愛情が形状記憶になるまで続きますように。
会い続けて終わりになるくらいならば。ほんのひととき離れるのもいいよね。
だってまた会えるんだもん。【大丈夫】(*´˘`*)