【いつもきれいに使っていただきありがとうございます。】
ありがとうと言われて悪い気はしない。
出来ていないことを指摘されると、言い訳したり開き直ったりしたくなる。
お店のトイレを借りた時に個室の内側の壁に「いつもきれいに使っていただきありがとうございます。」と貼ってある。
瞬間的に「ありがとうと言ってもらってるからには汚せない。」と思う(笑)
あの貼り紙は「汚さないでくださいね」のメッセージを相手に嫌な印象を与えず、尚且つむしろ綺麗に使いたいと思わせてくれる内容になっている。
しかめっ面で疑われたり、決めつけられたり、指摘ばかりされるとむくれてしまう。
逆に心の底から信用されて、感謝されて、満面の笑みで対応されると、裏切れない気持ちになるばかりかもっと期待に応えたいと思ってしまう。
信用されていて、自分の存在で誰かが安心してくれる。そんな自分は誇らしく、もっと頑張ろうと思う。
親子でも夫婦でも、「何でやってくれないの?」よりも「ありがとう。助かった。」の方が俄然やる気がわいてくる。
相手の気持ちの裏を読みすぎると、無駄な疲労感がたまる。
ただただ単純に瞬間的にいい気になって、シュッポーと色んな気満々でチャップリンみたいにちょこまか動きたい(笑)
すごいエネルギーを使って相手の言動の裏を読み取るよりも素直にありのままに喜んでいたい。
その方がお互いとても楽だから。
トイレの貼り紙に「いつもきれいに使っていただきありがとうございます。」と書かれていたならば「お!いやいやどういたしまして!今日も汚さず使わせていただきますぜ♪」くらいの気持ちで使用します(笑)
信じると裏切られるような気がするかもしれないけれど、出来る限り素朴に信じていきたい。それでいいんだよね。【大丈夫】(*´˘`*)♡