【「素直」素直のその先を見つめてみる】

素直とは

ひがんだ所がなく、人に逆らわないこと。心が純真さを失っていないこと。

とかくいい印象の素直という言葉。

ふんわりとニコニコと相手の言う事をまずは一度受け止める。

時々素直のその先ってなんだろうと思う。

受け止めて吸収して…従順である事は慣れてしまえば生きやすいのかもしれないけれどそれだけでいいのかな。

家族の中や職場で誰かの指示通りに動く。
そこにその動きの意味を考えなければ、次に動く時の応用が効かなくなる。

言う事を聞いていればいいとか余計な口応えはするなとかで行動の意味を考える時間さえ摘んでしまっては自立から遠くなるばかり。

いつの間にか何かを乗り越えられなくなった時「言われる事を素直に聞いていたのにこうなった。」なんて事さえ起こってしまう。

子育てで子供が反抗してきた時に話しを聞かずに指示をしてしまう事ないですか？

親の言うことに反抗するのは自立の一歩なのかなと。
誰でも一人目の子供を育てるときは毎年が初心者。
一歳児を初めて育てる。
十歳児を初めて育てる。
十五歳児を初めて育てる。

それ以上になると育てるというよりも相談相手みたいな感じになるかもしれないけれど。

《同じ事を言われてもどう感じて捉えるかは全く違うもの。素直な反応が返ってこないからと言って支配しないこと。》

言う事を聞く素直な子のオリジナルな発想をぜひ大切にしてあげたいと思う。

この前私が目標にしている人から「こうしなさいではなくてあなたはどう思っているの？と相手に選択してもらうといいよ。」と言うアドバイスをもらって…目からウロコ‼

自分の立場の責任があって、ちゃんとしなくてはという気持ちがあるからどうしてもしゃかりきになってしまう。

そして自分に素直な人間に対しては安心してしまう。
誰かを思うならば自分の指示がなくても安心して動くことが出来る人間に育ってもらうこと。
それが相手を思うということ。

相手に映る自分の行動を見逃さないように。それが人に優しいという事。

あなたの大切な人に映るあなたはどうですか？素直のその先考えてみよう。【大丈夫】(*´﹀`*)