【大人になって聴くTHE BLUE HEARTSの「ラブレター」】
今週のお題「あの人へラブレター」
本当ならば今頃ボクのベッドには
あなたがあなたがあなたが居て欲しい
今度生まれた時には約束しよう
誰にもじゃまさせない二人の事を読んでもらえるだろうか 手紙を書こう
あなたにあなたにあなたにラブレター
新しいステレオを注文したよ
ボクの所へあそびにおいで
ああラブレター百分の一でも
ああラブレター信じて欲しいほかの誰にも言えない本当の事
あなたよあなたよしあわせになれ
あなたよあなたよしあわせになれTHE BLUE HEARTS 「ラブレター」
あの人へラブレターというお題。
誰に書こうか何と書こうか考えているとそこに到達するまでにこの曲の脳内再生が止まらない。
中学生の頃から聴いているから、もう歌詞なんて空で歌えるんだけど改めてラブレターという曲名だなと思って歌詞を見ると…どんな状況で誰に対して書いたラブレターなのかなとしばし考える。
きっと片想いの相手へではないな。
確かに相思相愛だった時期があるんだろうな。
相手が心変わりしたのか、それともはじめから実らない恋だったのか。
少なくともこのラブレターを書いた方は今でも大好きなんだ。
なんてこんな風に考えると一言で「ラブレター」と言っても…
- 片想いの相手へ
- 相思相愛の相手へ
- いつも会っているけれど
- 遠く離れているから
- 昔の話だけど
- 手の届かないスターへ
たくさんのラブレターが存在する事に気づく。
今までに何人の人に何通くらいのラブレターを書いたかな。
何人の人から何通くらいのラブレターをもらったかな。
大人になった今、手紙を書きたい人を何人思い浮かべることが出来るかな。
その手紙の最後に「あなたよしあわせになれ」という気持ちをどれだけ込めることが出来るかな。
たくさんの恋の歌にも歌われているようにどんなに一緒に居たくても叶わない事がある。
どんなに自分が寂しくても悲しくても「あなたよしあわせであれ」と思うことが出来るくらい誰かを好きになれたとしたら、それはもう本当は幸せなこと。
この曲をあんなに優しそうな表情で甲本ヒロトが歌うから、このラブレターをもらえた相手が羨ましいなと心から思う。
あの人へラブレター。
あの人が存在する人生だったのかを見つめ直す事が出来る優しいお題。
あなたよしあわせであれ。それがわたしのしあわせです。【大丈夫】(*´▽`*)