【「寂しがり屋なのに硬派好き」が聴く「勝手にしやがれ」】
自分で言ってしまうけれども私は「かまってちゃんの寂しがり屋の意地っ張り女」である。そしてそれなのに「硬派な男性を素敵だなと思ってしまう女」でもある。
全くもって手に負えない。うん。
硬派とツンデレは違う。硬派は冷たいわけではなく不器用というか多くを表現しないというかそんな感じ。
薄い表現の中で芯は一途に愛されるなんて素敵だけど寂しい。寂しいけれど寂しいと言えず拗ねる。関心を持ってもらえていないのかなんて拗ねる。
そんな女の気持ち越しの男性側寄りの心境を教えてくれるのが沢田研二の「勝手にしやがれ」。
壁際に寝返りうって背中できいている
やっぱりお前は出ていくんだな
悪いことばかりじゃないと想い出かき集め
鞄に詰め込む気配がしてる
行ったきりならしあわせになるがいい
戻る気になりゃいつでもおいでよ
せめて少しはカッコつけさせてくれ
寝たふりしてる間に出ていってくれ
バーボンのボトルを抱いて夜ふけの窓に立つ
お前がふらふら行くのが見える
さよならというのもなぜかしらけた感じだし
あばよとサラリと送ってみるか
別にふざけて困らせた訳じゃない
愛というのに照れてただけだよ
夜というのに派手なレコードかけて
朝までふざけようワンマンショーで
そっかー知らんぷり無関心の裏でこんななのかー。ここで「行かないでー!いやだー!」と言うか言わないか。言わない男気に魅力を感じつつ、自分のことに置き換えるともう猛然と追いかけて欲しいような、私の妄想が止まらない(笑)
無関心のような態度の裏側で、ひとりで派手なレコードかけて夜通しワンマンショーというこのあくまでも自分の中のみで寂しさも悲しさも処理するという表現。
そしてまたここでも「相手の幸せを想う」部分が出てくるわけ。
私は寂しがり屋のかまってちゃんだから、相手の幸せを想いそっと平気な顔して身を引くという行動に憧れ続けてこの歳になっちゃった次第で。
若い頃はどちらかと言わずとも「会いたくて震える」ような平成タイプだった(笑)
色んな事を自分軸ではなく相手軸で考えられたら、私も硬派になれるかな。
あなたの幸せが私の幸せ。
でもどうせならば私の幸せがあなたの幸せと思ってもらえる生き方をしたい。
身を引くかっこよさもいいけれど、自分が笑っていることで相手を幸せに出来るようなそんな人間になれたら幸せは広がる。
そこが難しいのだけれども。
卑屈にならず、誰かと比べず、自分の幸せを天真爛漫に周囲にお伝えして共に行こう(笑)
そして基本は相手軸で。
自分の幸せ見つめながら、相手の事を誠心誠意考える。そうすれば「勝手にしやがれ」の彼女も戻る気になり朝までツーマンショーになるかもしれない。
寂しがり屋のかまってちゃんの硬派好きが昭和の名曲「勝手にしやがれ」を聴いてみた。
今日はそんなブログ。【大丈夫】( ´罒`*)✧