【ずっとそばにいる】
なぜ、その人のそばにいたいのですか?
好きだから。
安心するから。
心配だから。
不安だから。
一緒に居なくてはならないから。
最近の私は安定している。いやいや、調子が良い、万事うまくいっているなどではなく。
きっと周囲の人に恵まれているのだと思う。相手を信用できなくて疑う必要もない。
長い間、会えない時間があったとしても不安にならない絆があるのかな?焦りや孤独に押し潰されることもない。
人との距離感をうまく保ちながら毎日を暮らしていくことは、簡単そうでとても難しい。
週に一回、忙しい時間をやりくりして会えていた恋人同士が、同じ家にすむようになると幸福感に満たされる。安心は安定に代わりいつしか現実の毎日へと変わる。
スイッチのオンオフがなくなる。
週に一回のデート目指して動いていた頃の自分の使い分けがなくなり…完成後の私をいかに保つか!の緊張感から解放される。良い意味で(笑)
仕上げたメークのクレンジングシーンや、生理的現象に対する当たり前の生活行動を、愛する人の目の前で行うしかなくなる。
人は適応力があるからねー。慣れる。慣れちゃう。そうやっていつしか家族になる。
友達も家族も恋人も一緒にいたいのは相手が自分にとって大切な人だから。
血の繋がりのない友人や恋人は、その人との相性が良ければ良いほどずっと一緒に過ごしていたい。そしていつだって相手の気持ちと自分の気持ちを確認しあって安心したい。
そんな、めくるめくような時間を過ごし、だんだんと自分の正直な気持ちを相手に見せられるようになり喧嘩なんかもしながら、厚い信頼関係を築いていく。
そう。お互いが自分を出して喧嘩とかしながらも、それでも相手が大切であるか。
会えない間にも、忘れることなく相手の事を自然に思い浮かべる事が出来るか。
ここまで来れば2人の間にはもう簡単に崩れることのない絆が出来たなと思う。
気持ちがすれ違うことは、そりゃある。そんな時はそっと離れていればいい。本当に大切な人ならば必ずお互いがまた会いたくなる。
やっぱり会いたいね。になるまで意地やプライドを捨てて過ごせるようになれば本物。
これを乗り越えたら、少々会えない時間があっても毎日相手を思い浮かべながらフンワリ暮らすことが出来る。
今年に入って、私の大切な人5人がそれに気づかせてくれた。
不安がらなくても、ヒリヒリしながら重苦しい空間で相手を探らなくても、離れてまた会いたくなるまで待てば良い。
そこを越えたひとりの親友とは、だいぶ2人きりの時間を過ごせていなくても必ずいつも、何かの拍子に相手を思っている。だって「何かの拍子」がヒョコヒョコ出てくるほどたくさんの楽しい時間を既に過ごしてきたからね(笑)
無理してがんじがらめになりながら、そばに居続けて、もう駄目だ限界だ嫌いだになるくらいまで同じ空気を吸い続けるよりも一度少し離れるのもいいものだなと思う。
うまく距離感を掴めずに、自分のためなのか相手のためなのか分からない空間でパクパクと薄い空気を分け合うよりも。
安定の好きは、自分の感情を出すためのバルブの微調整加減で永遠に保つことが出来る(笑)
ずっとそばにいたいから。
ずっとそばにいられる方法を考えていた。
そこには自分の感情の操作が大切。感情をそこに集中しない為に、私は今日もたくさんの楽しいことを探しています。
大切な人たちのそばにずっといられるように。【大丈夫】( ´罒`*)