【リアルなレトロ】
いや違う。レトロではない。貧乏性(笑)
この画像は私の部屋の天井から下がっている電気。
とにかくほの暗い。本も読めない。爪も切れない(笑)
でも私が自分の部屋に望むもの、それは「穴蔵感」。洞窟風呂とか旅館の離れのおやすみなさいの後の間接照明とか。
だからあえてこの電球を選んで使用している。
我が家はレトロ感とかではなく、そのままずばりレトロなので(大家さんごめんなさい!)この電気もそこに合わせて紐を引っ張って、つけたり消したりするものにしている。
うん。あえてよ、あえて(笑)決してニトリで安かったからとかの理由ではなくてね。
理想的な穴蔵感とアジアンチックな照明で、しばらくはご機嫌な日々を過ごしていたのだけれども、ある日紐を引っ張ってもうんともすんとも言わなくなった。
おやおや。
あえてレトロに合わせたからね。お安くレトロ。引っ張り方が雑だったのかもとか思いながらも、うんともすんとも言わないのに変わりはない。
困ったな。
その日から今日まで、私は古きよき日本の描写に出てくるような動作を繰り返している。
そう。直に電球を回して電気をつけたり消したりする(笑)
消す時、熱い(笑)
今の時代、リモコンや声で点灯も消灯も出来る時代なのに。
ギリギリでもまだ使える。愛着がわいてくると簡単に交換は出来ない気持ちになる。
物は溢れているけれど大切に使いたい気持ち。
不要なものを溜め込むではなく、使えるものを大切に。
私の暮らしは、レトロ感と本物のレトロで成り立っている(笑)
お気に入りの暮らし方を、自分で作り上げる。たとえ少し不便でも。
こんな人生を私は悪くないなと思っていて、大変満足でご機嫌なのです。うん。幸せは自分で決めていいんだよ。【大丈夫】(,,>᎑<,,)