【悩みのお話し】
悩み事。
これでいいのかなという不安な気持ち。
誰かに聞いてもらいたい。きっとスッキリする。
この時の悩みの内容によって、相談した相手からどんな返事をもらいたいのかなんて、実は自分でも分かっていたりする。
自分なりに答えは出ていて、でもちょっと聞いてほしい時には…
「そうなんだー。それでいいんじゃないかな。やってみたら?応援するから。」
答えというか選択肢が自分の中で複数あって、後一息の所でもじもじしている時には…
「私だったらこっちかなー。あ、あくまでも私だったらね(この部分実は結構大切(笑))」
本気で方法も分からないから具体的に方法や何故そうなのかまで教えて欲しい時は…
「そんな時はまずこんな方法もあるし、でなければこっちもあるって聞いたよー」
自分が相談をする相手。
逆にこちらに相談してきてくれる相手。
その時の相談の内容。
時と場合によっては、こちらから相談しているにも関わらず全面的に拒否反応が出てしまう事なんかもあって、我ながら厄介(笑)
「そうかそうか、そうなのか」とただただ共感してもらいたかったり「うんうん、それでいいんだよ」と承認してもらいたいという場合が実はかなり多い。
それなのに心の奥に隠している、ちょっとやそっとじゃ爪が立たないくらい堅い皮の柑橘類のような本心を、たやすくむんずとつかみ出して、鮮やかに鋭利なナイフで切り込みを入れ、中の小袋の薄皮をもめくり…プリっとひっくり返し…粒々のひとつを指差して…
「ほら!ちゃんと見て!ここ!これ!これがあなたの考え方のクヨクヨの部分!」
と指差されちゃったりするとヒャーッっとなる(笑)
これは多分、自分でカウンセリングへ行くんだ!と決意して深呼吸してドアを開けた後に言われた時にまあまあ耐えられる質のもの。
悩み事の多くは、とりあえずの共感と軽めの承認と、今回の内容を全て聞き尽くす位の根気強い傾聴をしてもらえることで大半解決するのではないかと最近思う。
誰かの悩みに対して、丸ごとの答えを差し出すことが正解だとは限らない。
何なら悩んでいる自分の側で、ひたすらうんうんと頷いてくれた友に救われた経験が私にはある。
大切なのは、この心のクヨクヨをゆっくりじっくり聞いてくれるかけがえのない存在の誰かがいるということ。
そして大切な誰かのかけがえのない存在に自分がなれるということ。
本当に解決方法が欲しい時は、専門家に聞くのがいい。その前に大切なかけがえのない誰かにちょっと聞いて欲しい。
そして一人じゃないんだという安心感が欲しい。
難しいことじゃなくて、心を許すことが出来る誰かが居てくれるだけで、人生5割増しで安心して穏やかに生きることが出来るんじゃないかと思う。
そんな誰かの誰かに、皆がなろうとすればきっともっと楽になるのにね。
絆ってシンプルで簡単で、信じることさえ出来ればどんどん繋がっていくはずだ(笑)
そんな風なことを平成残りわずかな桜満開の今日考えていた。シンプル・イズ・ベストだー(笑)
♪【大丈夫】«٩(*´∀`*)۶»